吉永です! 4

こんにちは、吉永です!

今回はイラストやボイスについて、ファン的なミーハー視点で書かせていただきたいと思います。

ライターのわたしは、イラストは描けませんし、声のお芝居もできません。
けれど、根っから文化系なもので、それらのお仕事には子どもの頃からたいへんな憧れがありました。
絵が描けたら漫画家を目指していただろうし、お芝居ができたなら声優にもなりたかった…。ほんとに…。
子どもの頃は、自分なりの努力(?)として、何冊分も自由帳に4コママンガを描いてみたり(コマ割りができないため)
本の台詞を読み上げて、カセットテープ(昭和生まれです)に録音してみたり。
どうでもいいのですが、自分の声を録音して聞くとなぜあんなに違和感があるんでしょうね。

そんな熱い想いを抱きながらも、成長過程のある時期に、「わたしに絵はムリだこりゃ」「わたしに演技はだめだこりゃ」と悟る瞬間がありました。
好きなだけじゃだめなんだと。才能のない者ほど、そのことに気づくのも早いんですね、きっと。
わたしの場合も、そうやって色々なことをあきらめてきて、最後に文章だけが残ったのだと思います。

イラストや声優の道を早々にあきらめたわたしにとって、それらのクリエイターの方は特別にまぶしい存在です。
クリエイターのるつぼの方でも、新規投稿の絵を見つけると心踊ります。
当たり前のことですが、イラストは感動が伝わる速度が速いなぁと感じます。
例えば、小説などは言語を通さなくてはいけないので、読むのに時間がかかり、伝わる速度はゆっくりです。絵は一瞬で見られる分、伝わる速度が速い。
でも、その一瞬で伝わる何かを描くために、イラストレーターさんは何時間も、何日もかけているんですよね…。
そして、すばらしい絵はそういった苦労を感じさせず、その絵と出合った瞬間の驚きと感動だけを観た人のこころに残します。
わたしもそういう絵に出合うたびに、胸を熱くしています。

友人や知り合いを思い出すと、男女、ジャンルに関わらず、イラストレーターさんはシャイな人が多い気がします。
すてきな絵を描かれる人ほど謙虚だし、自分から「絵を描ける」ということを言う人はほとんどいない(笑)聞くところでは、どうやら親しくない人にオタクっぽく思われるのがイヤな部分もあるみたいです。
わたしも、「文章書いてます」とはあまり自分から言わないので、その気持ちはわかるのですが…。
でも、その場でさらさら~っと絵を描いてもらえると、描けない者にとってはほんとうに感動です。わたしは何度も涙流して喜んでいます。

ボイスについては、今回のるつぼさんでのお仕事で、はじめて声優さんを身近に感じました。これまでまったく接点がなくて、雲の上の方々のようなイメージでした。

わたしはコラム系の仕事が多いので、声優さんに自分が書いた台詞を読みあげていただいたのも初めてでした。

イラストもボイスも、シナリオライターとして作品のイメージを伝える役割があったのですが、どちらも全くわからない分野なので、、自分の貧困な想像力以上のものを期待していたこともあり、シナリオを読んで頂いて、感じたとおりに作ってもらえるのが一番良いと思いました。


それに、これはわたしの考えなのですが、小説はイラストやボイスに付随してはいけないと感じています。
イラストやボイスがどれほど素晴らしくても、一方的に助けてもらってはいけない。
イラストやボイスの力をよく知っているだけに、それらが目にとまれば小説がへぼでも読んでもらえるとは思いますが、きっとどちらの魅力も減退させてしまう。
それがとてもイヤなので、総合エンターテイメントとはいえど、ノベルとして自立できるものじゃないと!と、いつも思っています。
それぞれが自立できているからこそ安定していて、バランスよく役割を果たしているものが理想的な形だと感じていました。

あらやだ、また急に語りだしちゃってますね…。でも、もうそれくらい必死でやってます(笑)

かれこれそんなわけで、わたしのイメージを形にするのではなく、それぞれ自由に作っていただきたい、と思っていました。
制作期間の後半はtugeさんと黒須さんには甘えっぱなしで、お客さんみたいに楽しませて頂きました。
とは言え、最初にボイスチェックをさせていただいたときは恥ずかしくて気絶しそうでしたが、(また黒須さんの声が異常にカッコいいものだから…)
あっという間に演技に引き込まれて、恥ずかしいどころか、自分が書いたものじゃないようなふしぎな感覚になりました。
イラストもですが、人の声はより表現に対して肉迫し、作品と受け手との距離がぐっと近くなる気がします。
わたしは自分の作ったものとは適度に距離をとって、できるだけ客観的に見たい方なので、よけいにそれを感じました。
イラストとボイスがついた物語は、もうわたしの頭の中にあっただけものじゃないと心から思えて、とても愛しいです。

きっと、一度は胸に抱いた憧れをあきらめてきた人も多いと思います。
その分、自分の夢や可能性をあきらめなかった人の純粋な思いが込められた絵や声は、キラキラ輝いて感じるのかもしれません。

今後、イラストレーターさんや声優さん、そしてもちろんライターさんのお話もうかがいたいです。ここで日記を書かれる方々に期待しています!

長くなりましたが、次回は吉永の日々妄言最後の回になります。
ライターになったきっかけ、「ビタスイ」の今後のこと、個人的な日々の楽しみ(笑)などについて書かせていただく予定です。
もう少しお付き合いいただけるとうれしいです。

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