さて、突然だが、君は「創作」することが好きかね?
シナリオライターなら「物語を創ること」、イラストレーターなら「絵を描くこと」、ボイスアクターなら「声を演じること」だな。
好きと言っても、暇をつぶす程度の好きじゃあないぞ。
寝る間も惜しんで、それこそ朝から晩まで、そのことを考えているくらいじゃなければ好きとは言えない。
もし、君の「好き」がそうであったら、第一関門は突破だ。
ん? 何の関門かって?
もちろん、君が「クリエイター」に向いているかどうかの関門さ。
自分で何かを生み出すことが好きじゃない人間は、「クリエイター」には不向きだからな。
好きであるなら、毎日だってその事を考えるだろうし、日々の練習や情報収集も苦にならないはずだ。
そもそも、そういう人間は練習を練習と思わず行っている節がある。情報も、知的好奇心を満たそうとすれば自ずと自分の中に集まってくるだろう。
......まあ、そうした人間は稀ではあるが。
それでも、「好き」という気持ちだけは、確実になければいけない。
感情というものは、作品を通して顕著に現れるものだ。「好き」という感情が低いと、いくら技術力が高くても、相手にそれが伝わり不快感を与えてしまう場合があるからな。
おっと、少し不安にさせてしまったかな。すまない。
君が「クリエイター」になりたいのであれば、まずは目指すものを好きになることから始めてみると良い。
好きになったら、それについて知りたくなる。知ることができたら、次は試してみたくなる。試して、上手くできたらもっと好きになる。
これを繰り返していく内に、君はクリエイターとしての心を持つことができるだろう。そして、その先に待つ困難を乗り越えることができたなら、立派な「クリエイター」になっているはずだ。
これを読んでる君が、是非そうであって欲しいと切に願う。
